「オレはキモト。ま〜どうぞ気軽に"モトくん"とでも呼んでよ。え?嫌?つれないね〜」

キモト全身画
本名:キモト・バルゼル(Kimoto Balzel)
種族:デンジュモク寄  特性:ビーストブースト
性格:ひかえめ  個性:ちょっぴり見栄っ張り
一人称:オレ  二人称:キミ、アンタ、おまえ(※素の時)
年齢:23歳  身長:184cm  誕生日:6月29日

ウルトラホールを通りやって来た、別世界の住民。
飄々とした態度を取っており、不真面目そうな印象が見受けられる。
他者の言動を肯定し、それらを意に介さずに受け入れることができる。
相手がどんなに純真でも非道でも、それが相手のありのままの姿なのだから、
否定することはおこがましい…という彼なりの考えによるもの。
「オレは否定しないよ。だって"それ"もキミ自身…なんだからさ、い〜んじゃない?」

自分が暮らす世界ではいわゆる"便利屋"として金銭を稼いでいる。
頼まれる内容が金額に見合ったものなら、何であれ引き受けては完遂させている。
というのも、不自由なく暮らすために選り好んではいられないと思っているからである。
「はい、商談成立ね〜。言っとくけど、途中で降りるのはナシだよお客さん」

他者の内面や心情には興味津々だが、自分について触れられるのは酷く嫌っており、
気を許した相手以外に自分の本音は言わない。適当な発言でやり過ごすことがほとんど。
幼い頃に両親を亡くして天涯孤独となり、他者を容易に信じられなくなってしまった。
「へえ…キミ、オレのこと気になってんの?…ダメだよ、オレなんかは…さ」
・目の下にうっすらと隈ができている上に、肌は薄白く、不健康な見た目をしている。

・髪型がウニのような形状をしているが、セットしているのではなくこれがデフォルト。
 むしろ他の髪型に変えようにも変えられないので、コンプレックスに思っている。

・身体の所々に巻き付けている物はどこにでもあるごく普通の電飾コード。
 身に着けているコードならば、まるで自分の体のように意のままに操ることが可能。
 コードを通じて体内に蓄えている電気を標的に流す、といった攻撃をすることがある。
 勿論コードを使わなくても電撃を放つことは可能なので、趣味で巻いている節もある。

・右目は幼い頃に視えなくなってしまったため、前髪で隠している。



・普段からにやついており、ヘラヘラ笑っているのが嫌というほど目につく。
 また、下らない冗談を言うことがあり、商売相手にもかましてしまうことがある。
 デリカシーのないジョークで仕事を断られかけたことが多々あるらしい。

・細長く今にも折れそうな体型をしているが、こう見えてかなり頑丈にできている。
 どれだけ殴られても、痛々しいほどに刺されても、時間が経てば回復する便利な体。
 自身の身体や電飾コードを使い、他の生物の生命力を摂取すれば、劇的な回復も可能。
 しかし頑丈だろうが回復をしようが、痛みは感じる。死にかけてもすぐに死ねない。

・味にうるさい身内の影響により、自分の意思に関係なく料理の腕は中々のもの
 元居た世界では同居していたミシェルが炊事に無知だったため、教えてあげていた。
 "こちら"では居候先のシオリにせがまれて渋々教えている。と言っても最初のうちだけ…
 ちなみに今では"栞香亭"の料理長に不本意ながら任命されている(前任者:お徳)。


関係まとめ
シオリ(ラランテス♀/自宅)
 初めて対峙した時は"敵"だった少女。後に彼女の働く宿屋に居候させてもらうことになる。
 他者と距離を取がちなキモトだったが、シオリの"キレイ"な心に惹かれるようになり…?
「シオリチャンってホントに胸、抉れてるよね〜!ウワッ怒んないでよ〜超怖〜い!」
「…うん、前より美味くなってるじゃん。シオリが頑張った結果だな」


カヤ(アクジキング♀寄/自宅)
 自分の人生を狂わせた元凶である女性。義母にあたるが、世界で一番嫌っていて、最も憎い相手。
「チッ…クソババ…ッいってぇな!」「おまえの言いなりになんか絶対ならないからな」

ミシェル(テッカグヤ♂寄/自宅)
 偶然"本当の"彼の姿を見つけたことが切っ掛けで、自分の根城で同居することになった友人。
「オレちょっと出かけるけど、みっちゃんも外出るなら気ぃ付けてね。いってきま〜す」


募集している関係
【友人】 キモトは元居た世界には帰らずに"こちら"の世界に残るので、ご縁がありましたら。













兄弟
 ユー …カヤの実子で、長男もしくは次男。 「お堅いんだよなぁ…も〜少し、片割れ見習わない?」
 サー …カヤの実子で、長男もしくは次男。 「…おまえ、結構あのクソババアのこと好きだろ」
 ビィ …カヤの実子で、三男。行方不明中。 「こいつのせいで、オレは…オレの父さんと母さんは…!」

"弟くん奪還作戦"のUBたち
 イーシィ …作戦で出会った少女。 「アンタも顔はんぶん隠してるけど、左目でも潰された?」
 ヴィス …作戦で出会った少年。 「初めて会うんだけどな〜?な〜んか…うん……う〜ん?」
 マリオン …作戦の依頼主。冗談でナンパしたら腹部を一蹴された。 「怖い女だな〜…」
 マハネラ …作戦の"弟くん"。彼の事情に多少同情している。 「"弟"を演じるのも大変だね〜」
 いずみ …作戦で出会った…が、何故か恨まれている。 「オレじゃなきゃ死んでたけど〜!?」

栞香亭の面々
 お徳 …シオリの養父?養母? 「ていうか、冗談にいちいちつっかからないでもらえます〜?」
 スグル …シオリの兄弟子。 「スグルチャンはシオリちゃんのこと、ほんと〜に何とも思わないの〜?」
"キモト"という名はファミリーネームで、ファーストネームは"マオン"という。
カヤに名前を聞かれた時に、両親との繋がりを無くさないために"キモト"と名乗り、
それ以降は誰に対しても"キモト"で通すようになっている。
自分以外に"マオン"という名を知る者は、もうこの世にはいない。
己の欲を満たすためには他者を厭わないカヤの外道さを毛嫌いしており、
自分が思う心の"汚い"ひとは一定の距離を保つようにしている。
その反動か、自分が思う心の"キレイ"なひとには必要以上に近付いてしまい、
思いの外、その相手に対して深入りしてしまうところがある。
8歳の頃までは血の繋がった実の両親と共に平穏に暮らしていたのだが、
"自分の三男と髪型が似ている"という些細な理由だけで両親を殺害され、
泣き喚いていたら右目を潰され、最終的にカヤの"養子"として迎え入れられた。
"この髪型のせいで、自分の両親は死んでしまった"…という思い込みから、
今でもこの髪型を好きになれないし、今でもたまに嫌な夢を見ることがある。
「おまえのせいで、殺された」…という、呪いの言葉を吐く血まみれの両親の夢を。
カヤに気に入られた理由としては、"三男によく似た髪型"と"非常に頑丈な肉体"。
キモトの両親を殺害したカヤは、泣き喚く幼いキモトに重い一撃を食らわせたのだが、
それでもキモトは絶命せずに生き延びていたため、養子として連れて帰ることにした。
ちなみにキモトの"頑丈さ"は、本来の能力とは別の付加能力のようなものである。
味にうるさくかつ甲斐甲斐しく自分に料理を教えていたのはカヤの実子のサー。
しかしサーはそもそもカヤが己の肉体を分裂して生み出した生命体であるため、
つまりはカヤの料理の腕前をそのまま教わっていた…ということにすぎない。
ちなみにサーの双子の兄兼弟であるユーも料理上手。料理上手一家。
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