どんな時でも何があっても真顔のまま。滅多に笑わないし、滅多に怒らない。
それに加えて喋れないため、出会う大抵の相手から"不気味"だと思われがちである。
実のところ感情表現が不得手なだけで、基本的には穏和で優しい性格の持ち主。
「【空腹でしたらこちらをどうぞ。先程できあがったパンとスープです。】」

自分が暮らす世界では"教会"で日々を過ごしており、来訪者を監視している。
"双子の姉"に会いに来る連中が殆どで、彼女の身を案じながら常に目を光らせている。
あくまで"修道士風"なだけで、自身は"主"の教えを説けない、お飾り修道士である。
「【"主"の教えなら、彼女に求めると良いです。】」

争いごとが苦手な平和主義者で、出来得る限り穏便に事を済ませたいと思っているが、
時と場合によってはそうもいかないため、"致し方ない"と武力行使することもある。
彼の意思には反するが戦闘能力は高いため、降りかかる火の粉は難無く払えている模様。
「（これも…彼女のため……ぼくの意思じゃない…ぼくのせいじゃ……）」

・右腕や右足は黒い衣服を身に纏っている…のではなく地肌である。
　右側だけ日焼けサロンにでも行ったのか非常に黒い。
　イーシィとは違い、黒い箇所は衣服等で極力隠すようにしている。

・顔の右半分は仮面をつけており、イーシィ以外の人物の前で外すことはない。
　肌の色は右腕や右足と同じ黒で、右目の眼球はない。

・落ち着いている時は何ら問題ないが、感情が高ぶると右手の指先が尖りだして、
　触れるものは容易に傷付けてしまうというほんの少し厄介な問題を抱えている。

・物資を欲する際、"教会"から出たがらないイーシィに代わって外へ出て調達している。
　外出は好きな方で、本当はイーシィと出かけたいと思っている…が言えず仕舞い。

・外見は若く見えるが、実年齢はそれ以上ではないかと言われている。
　ちなみに15年近く現在の見た目から変わっていない。

・"喋れない"というのは、精神的な問題や病気が起因しているわけではなく、
　単純に音声器官に問題があるために"喋れない"。声を発することができない。

・筆談で他者とコミュニケーションを取っている。
　彼の日常生活において、大きい画用紙と太い油性ペンは必須の持ち物。

イーシィ（ウツロイド/自宅）
　自分と顔や背格好がよく似ている、"双子の姉"。彼女の"お願い"には絶対に逆らえない。
　ちなみに彼女は自分が何らかの方法で伝えなくても思考を読み取ってくれるため、意志疎通に困らない。
「（…たまには一緒に外に出たい、けど……いってきます）」

カヤ（アクジキング♀寄/自宅）
　自分の"母親"だった女性。
「（あなたは……きっとぼくのことを、忘れてしまっているんでしょうね）」

別の世界の住民なので、関係等は募集しておりません。

"弟くん奪還作戦"のＵＢたち
　マリオン …イーシィの言いつけにより作戦に協力している。 「（彼女とはまた違った恐ろしさが…）」
　ヒュー …作戦の重要人物。 「（知らない土地で大変だろうに…早く救出しなくては…）」
　キモト …作戦で出会った男性。避けられている？ 「（…？嫌われるようなことをしたかな…）」
　みっちゃん …作戦で出会った女性…？ 「（背は高いし、声は男性みたいだけど…？）」
　白紙 …作戦で出会った…が、特に会話もせず。 「（…何を考えているんだろう…）」